ドラッグストアの美容オイル売り場には、椿油(ツバキオイル)のほかにもホホバオイル、アルガンオイル、あんず油、ココナッツオイルなど、似たような瓶がずらりと並んでいます。「結局どれを選べばいいのか分からない」という声もよく聞きますが、違いを分ける決め手は脂肪酸の組成(オレイン酸の量)と、それによる酸化のしにくさ・使用感です。仕組みから理解すると、自分に合った1本が選びやすくなります。
「酸化しやすいオイル・しにくいオイル」の違い
植物オイルは、含まれる脂肪酸の種類によって酸化のスピードが大きく変わります。二重結合を持たない飽和脂肪酸は酸化しにくい一方、重くなりやすい性質があります。二重結合を1つ持つオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)は、なじみが良く比較的酸化しにくいバランス型。二重結合を複数持つリノール酸など(多価不飽和脂肪酸)は栄養価が高い反面、空気に触れると酸化(過酸化脂質の発生)が進みやすいという特徴があります。椿油はこのオレイン酸が突出して多く、「なじみやすさ」と「酸化しにくさ」を両立しているオイルです。
主要オイルの比較
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| オイル | オレイン酸の目安 | 特徴・使用感 |
|---|---|---|
| 椿油 | 約85%(非常に多い) | 皮脂に近く髪・肌になじむ。酸化しにくく全身に使える |
| ホホバオイル | (ワックスエステル) | 非常に酸化しにくくさらっと。肌なじみが良い |
| アルガンオイル | 約45% | ビタミンEが豊富。リノール酸もやや多め |
| あんず油 | 約60% | 軽めの使用感。ほんのり甘い香り |
| オリーブオイル | 約70〜80% | 保湿力が高いが凝固点が高く固まりやすい |
| ココナッツオイル | 約6〜10%(ラウリン酸が主体) | 25℃前後で固まる。髪表面をコーティングする使用感 |
| ローズヒップオイル | 約15% | ビタミン豊富だがリノール酸が多く酸化が早い |
椿油が選ばれる理由
- オレイン酸が約85%とトップクラス:皮脂に近い組成で、髪・肌になじみやすい。
- 酸化しにくい:リノール酸が少なく、開封後も比較的品質が長持ちしやすい。
- 凝固点が低い:ココナッツオイルのように室温で固まることが少なく、一年中同じ使用感で使える。
- 全身マルチに使える:髪も肌も爪も、これ1本で。使い分けの手間が少ない。
オイルは「目的」で選ぶ
酸化しにくく一年中同じ使用感で全身に使いたいなら椿油、さらっと軽い使用感を優先するならホホバ、髪表面にしっかりコーティング感が欲しいならココナッツ、というように目的で選ぶのがおすすめです。どれか1本を基準にしたい方は、バランスの良い椿油から試すと失敗が少ないでしょう。
脂肪酸の違いを知れば、オイル選びはもう迷わない。
バランス重視なら椿油、軽さ重視ならホホバ、と目的で選びましょう。
よくあるご質問
あわせて、椿油(ツバキオイル)ナチュラル(無香料)、香り付き椿油のアロマブレンドシリーズ、ヴィーナースの椿油(ツバキオイル)トップ もご覧ください。
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